2019年11月30日

〜RUN伴2019八戸〜

遅ればせながら8月に行われた「RUN伴」に参加しました体験レポートです。

RUN伴(ランとも)は、今まで認知症の人と接点がなかった地域住民と、認知症の人や家族、医療福祉関係者が一緒にタスキをつなぎ、日本全国を縦断するイベントです。


2019/8/17 こころすこやか財団 結び家前にオレンジ色のTシャツを着た集団が早朝から集まっていました。8回目の参加となる今年も八戸から一戸までの距離を沢山の参加者・応援者の方々と襷をつなぎながら共に走りきりました。

第一走者は『チーム瑞光園』。毎年スタートを担当していただき心強い同志です。お子様の参加もあり、皆やる気モード全開です。第二走者は『チームやくら』。毎年参加してくださっており、昨年はママに直ぐに抱っこされていたお子様が、一生懸命に走る姿を見ると1年間の成長を感じることが出来、幸せな気分を味わえました。第三走者は『チーム南部』。メンバーでは車椅子の方も快く参加して頂きました。少しずつ、日差しも出てくる中、懸命に走りゴールでは入所様達に迎えられ素敵な笑顔を見ることが出来ました。

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第四走者は『チーム佐々木夫妻』。昨年も参加したご夫婦とお孫さん達と一緒の走行です。当事者である佐々木さんは「首から下は元気なので大丈夫です」とおっしゃっていた通り、お孫さん達に負けない走りでした。第五走者は『チーム青森県作業療法士会』。初参加のチームでしたが、今年最長距離の10kmを走りきってくださいました。気温も30度と暑い中でしたがさわやかな笑顔でゴールしていました。第六走者は『チームここすこ』。今年も、車の運転手以外の全員で走りました。一戸の区間では、高校生や地域の方々とのコミュニケーションがあり、又きれいな景色が自然と目に入ってくるなど、毎回楽しみながら走っています。ですが、体力はギリギリのなか・・・青春時代を思い出し、まだまだ!と言い聞かせながらの走行でした。(来年こそは、事前練習しようかな・・・)

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ゴールである、結愛サービス公社様は入所様・スタッフさん・沢山のちびっ子達が旗を振って出迎えていただき、大きな声援を受けながら笑顔でゴールできました。この先は結愛サービス公社様に襷を託し、スタートを見送って帰路につきました。

参加者及び関係者の皆様、声援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。

ホームページも覗いて見て下さいね。 https://runtomo.org/about/

編集:佐々木


posted by こころすこやか財団 at 19:09| Comment(0) | 研修セミナーレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月25日

認知症対応型通所介護『結び家』 10月活動レポート

秋の深まりを感じると共に少しずつ肌寒さが気にかかる時期になって参りました…

さて、秋と言えば「収穫の秋」!!結び家の畑で手塩にかけて育てた野菜たちも立派に実を結び、いよいよ待ちに待った収穫の時期となりました!!

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↑立派に育った大根と一緒にみんなで記念撮影☆


皆さんお歳を全く感じさせないパワフルさで次々と大根を引っこ抜いては運び、引っこ抜いては運び…。職員の方が先にヘトヘトになってしまったのはココだけのお話(^_^;)


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みそ汁におでん…漬物にサラダ、はてさて、何でいただこうかな?(*^_^*)

当日はとにかく利用者の皆さんのエネルギッシュさに改めて驚かされる一日となりました!来年もまた一緒に収穫しようね!!


編集:森(大)


posted by こころすこやか財団 at 13:52| Comment(0) | 行事レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月13日

田面木まごころネットワーク(認知症徘徊模擬訓練)

10/27(日)、田面木公民館を拠点に「田面木まごころネットワーク(認知症徘徊模擬訓練)」を実施し65名の参加者が集まりました。

この訓練は地域住民を中心に地区内の各団体や福祉施設の方と一緒に行なっており、2008年(平成20年)から毎年開催し今回で12回目になります。

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前半は、「認知症の人と家族の会」青森県支部の川井智子様より認知症の初期症状や気付きのポイント、適切な話し掛け方など自身の経験事例や当時の心境をもとに、とてもわかりやすく講演していただきました。講演後の質疑応答では市高齢福祉課地域包括支援センター様を始め専門職の皆様からも貴重な意見をいただき、参加者も真剣に耳を傾けられていました。


後半の徘徊模擬訓練ではまず福祉専門職の方が認知症者に扮し、公民館周辺に点在します。そこに参加者が数人のグループに分かれ声がけを行なっていきます。徘徊者は色々なタイプがありましたが「視線を合わせる」「ゆっくり穏やかな口調で」「相手の話を良く聞く」などの点に注意しながら訓練に臨まれていました。また今回から徘徊者役毎にアドバイザーを配置して、その場で適切な助言を受けたり質問できるようになった事で、一様にわかりやすい等と好評価をいただいた訓練ができました。


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私自身も今回で3回目の参加になりました。回を重ねるごとに参加者の皆さんが、私たちの住む地域を始めとして“認知症になっても、安心・安全に暮らせる町”になる事を願いながら真剣に訓練に取り組んでいる様子が肌で感じられました。今後もしっかりとお手伝いしつつ地域の皆様と共に進んで行きたいと思います。

編集 百鳥


posted by こころすこやか財団 at 23:23| Comment(0) | 行事レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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