去る11月11日(金) Zoomを利用しオンラインによる啓発講演会を開催いたしました。
お陰様で多くの方にご参加いただき、大盛況のまま無事に終えることができました。2年連続で講師という大役をご快諾いただいた 八戸学院大学短期大学部 介護福祉学科 鳴海准教授にひとえに感謝申し上げます。また、ご多忙の折、講演会に参加していただいた皆様にもあらためて感謝申し上げます。
近年、青森県内も大規模災害に見舞われ、身近に恐怖を感じる出来事が多いように思います。新型コロナウィルスも収束の兆しが見えず、不安な毎日が続いております。昨年度は、災害時における支援の在り方や全国各地の取り組みをお話しいただき、今回は“受援(じゅえん)、考えてみませんか”をテーマにご講話いただきました。支援が必要な人ほど『助けてほしい』と声をあげることができず、支援から漏れていく…。青森県の現状と課題をご説明いただきながら、障害者や高齢者など要支援者が自ら『助けてほしい』と声をあげられる体制をどのように整備していく必要があるのかを考える貴重な時間でありました。
当事者様、行政、社会福祉協議会、高齢者施設関係者、障害者施設関係者、さまざまなお立場から皆さま『難しさを感じる』と感想を述べられながらも、『講演会の話しを参考に出来るところから取り組んでいきたい』と前向きな気持ちになって下さった方も多かったようです。皆様から頂戴したご意見やご感想は、講演会を主催した我々にとっても励みとなりました。
講演会では行き届かない点もあり、ご迷惑をおかけいたしました。結果をもとに改善していきたいと思っておりますので、今後も変わらぬご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
編集 沼山